FXロスカット

FXは夢のある投資方法ですが・・・

少額の手持ちから利益を何倍にもする可能性のあるＦＸは夢のある投資法です。担保である証拠金が２万円と仮定した場合でも５０万や１００万といった取引が可能なのです。ただし利益が膨れ上がる一方で損益もまた莫大になるため波乱の予感を秘めています。ここで多大な損害を出してしまった時を想定してみましょう。まず取引を始める前に会社に証拠金を預けます。借金の担保と同じで赤字に転じた場合の保険として使われる資金です。ＦＸは少ない金額から利益を生み出せる機能があり外れたら想像を絶するような損に繋がる事態も考えられます。当たる事を願って果敢に投資するのは構わないでしょうがマイナスに転じた時点での対処法を整備しておかなければなりません。

ロスカットって何？

まかり間違って証拠金以上の為替損益になってしまったら地獄の日々です。投資家の安全を守るために行われているのがロスカットです。現在のレートで計算した時の損害額を証拠金から引いた金額が大幅に少なくなると新たに追加預け入れを求めるマージンコールという警告が出されます。毎日決まった時間に算出されて証拠金に対する比率を元にマージンコールをメールを介して投資家に通達します。この知らせに拘束する力はないため追加をするか否かは完全に個々に委ねられます。もし警告をしても改善しないのであればロスカットと呼ばれる強制決済を執行します。普通は現状のレートから計算された証拠金から損害額を引いた含み損が証拠金の２０パーセントから３０パーセントになると実行されますがマージンコールを無視しているとこの割合に達していなくてもロスカットの対象になります。ロスカットを防ぐために無謀な投資は呉々も避ける様にしてください。