FX 逆指値

FXの逆指値って?

逆指値って何?

通貨を売買したいけれども市場が思わぬ方向に進んでしまってタイミングを逃してしまう事態はトレーダーなら誰でも通る道です。百戦錬磨の投資家であっても読みを外す事はありますから異常な変化をした時の正しい対処法を知っておいて損はないでしょう。もし経済的や政治的な背景で為替が急転したらどうしましょうか。言及するまでもなく被害を最小限に抑える事が取るべき道です。FXでは取引したい希望価格を指値と言うのに対して望んでいる価格と逆になった時の数字を逆指値と表します。

 

逆指値の使い方

俗に為替相場で値が上がっていく事を上昇トレンド、下がっていく事を下降トレンドと称したりしますがどちらかに傾いてしまうと収束するまで一気に動いてしまうのが普通です。ドル高が加速するとドル安に転向しませんしドル安が勢いづいてしまうとドル高にはなりません。上昇または下降トレンドが訪れた時に逆指値を利用して乗り切る方法がよく採用されます。トレーダーには逆指値注文と呼ばれています。具体例で考えてみましょう。現在1ドル95円のレートを指していると仮定します。

 

儲けが出る方向と真逆の方法に動いたらすぐに使おう

為替は上昇トレンドが発生してドル高に進みつつあります。もっと安い価格で買うつもりが逆方向に移行してしまい 買い時を失っています。更に値が上がる事が予想されるので1ドル96円で購入すると決心します。この際に逆指値注文を出して最悪の事態を避けます。反対に売る場合はどうでしょうか。考え方は同じです。1ドル95円よりも高い金額で売る予定が下降トレンドでタイミングを逃しています。ドル安を予想して1ドル94円で売り払い損害を最小限に食い止めたいと意図して注文を出します。以上から進んで欲しい方と逆に価格が推移したら真っ先に取引をして最善策を取る手法が逆指値注文です。

 

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