FX取引の米ドルの利点と欠点とは?
FXは通貨取引なので的を絞りやすい
為替取引を始めると決意した時に何をまず考えるべきでしょう。
皆さんお分かりの通り売買の主軸にしていく通貨を定める事です。
FXは株式などの証券と同等に市場の値動きを基に展開していくコンテンツです。
株式であれば上場している企業から儲けられそうな所を選んで売買していきます。
FXにおいても差益が見込める通貨に絞って投資をしていく訳ですから取引を進める外貨を決定させるのが初手になります。
株式と明確に違うのは外貨という範囲が定まったものであるために選択しやすい事からビギナーであっても取り組みやすいのです。
名前に聞き覚えのある有名な通貨が含まれている点からある程度の利益を出しやすいのも近年親しまれている所以になっています。
米ドルは世界的に有名な基軸通貨
取引外貨を選ぶのはあまり苦労はしないでしょう。
ここから先は具体的な名称を挙げて特徴を述べていきます。
今回は世界中に知れ渡る通貨の第一人者を誇ってきた米ドル(アメリカドル)です。
もはや確固たる地位を築いているのは説明するまでもありません。
為替の根幹を作っているのは米ドルであり通貨の盟主になっています。
取引の中心にいるのはこの外貨であり世界中からの注文がトップであるのは
想像しやすいでしょう。
とりあえず安定して差益を得たいのであれば米ドルを買っておけば安心という風潮はあります。
初心者が取引を開始する際に薦められる筆頭候補になります。
米ドルの最大の利点は何かと言えば世界基軸の通貨である事です。
供給量は12兆ドル以上であり他の通貨と比較してみても圧倒的であるのは一目瞭然です。
米ドルは世界中から愛されていますが
海外旅行に出掛けると大抵使用するのは米ドルではないでしょうか。
世界中の国々で流通がありむしろ扱っていない国を探す方が困難なくらいです。
如何なる土地に訪れても米ドルを目にする事になります。各地から愛され信頼を持って使われているのです。
通貨の王様に相応しい価値を内包しているのでしょう。もし分類するとしたら米ドルは世界の半分以上を占有する力を保持した大陸通貨として認定されても違和感ありません。
ただし短所がないとは言い切れません。世界中からの注目を集めるが故に政治的背景や経済状況で直に影響を受けやすい弱点があります。
失業率の増加やGDPの減少などでドルが打撃を被る可能性は大いにあるのです。
一度リーマンショックで暴落した前歴がありますし今後の騒動によっては再び悪夢が蘇らないとも限りません。
米ドルであっても絶対的な安定は保証されていないのです。