FX決済

決済のしくみとは

為替相場の差額で儲けるのがＦＸの軸でした。株式であれば東京証券取引所に上場している企業の株価の変化で利益を得ていき同じ原理を為替に当て嵌めたのがＦＸです。収入を獲得するために円を外貨に交換する作業が必要になり値動きした時を見計らって円に買い戻して収支が決まります。外貨を買ってから売り為替差益が出す行為を決済と呼びます。決済の方法は２つあり先程言及した購入してから売却する経路と逆に外貨を売ってから買う過程があります。後者の流れが理解しにくいと思いますので具体化していきます。

決済について具体的にいいますと

まず国内に住んでいれば外貨を保有する事はありません。ですから売りから入る場合は取引会社から外貨を借りる行為が前提になります。借りて得た通貨は空売りして日本円に交換します。外貨を先に買った場合は円安になった時を伺っていきますが逆の流れを踏んでいる時は円高になった時を狙います。円の価値が上がったタイミングで外貨を購入して決済に移ります。取引開始前に借りた元金を会社に返済して利益が確定します。空売りの経路は買ってから売るという行為とは逆に円高になっている時に薦められる方法です。

手元にない外貨を売る 経緯があまり実感がなく想像しにくい面はあるでしょうがれっきとしたＦＸの戦略になっています。ついつい買ってから売る方法ばかりが目立ってしまい円安に気を捕らえがちなのですが逆の道筋を辿れば円高であっても儲けられると分かった筈です。為替相場に合わせた手段を取って決済しましょう。