FXチャート RSI(相対力指数)とは?

FXチャート RSI(相対力指数)とは?

RSI(相対力指数)とは

毎日馬車馬の如く動き続ける為替市場を簡略化してポジティブに見たいと贔屓目に捉えてしまう事はよくあります。少し不利な状況に置かれていても実は深刻になる程悪くないのではと前向きになる心情はトレーダーに働きます。逆に好調をキープしていても実質的な有利を保持しているとは限らない疑いの目を飛ばす心理もあります。通俗のグラフだけでは分からない市場の姿をキャッチにするには相応の数字を割り出す他に手段はありません。視覚では見えてこない為替の真のビジュアルを求めた指標こそがRSI(RELATIVE STRENGTH INDEX)日本語で相対力指数と呼ばれるものです。アメリカのテクニカルアナリストJ.W.ワイルダーによって開発されトレーダーの心理を如実に反映しているとの評価が集まっています。

 

RSI(相対力指数)の見方

端的にまとめると過去の値動きがあったうちのいくらがブラスに働いているのかを表す数字です。話を野球に例えると分かりやすいかもしれません。10試合で40回打席が回ってきたとして全て打数に換算されヒットを20本打った過程を想定します。打率は5割となり残りの5割は打ち損じになります。FXにおけるRSIは野球における打率に該当して40回値動きがあった内の20回が価格上昇であった事に等しいのです。絶えず変化していると為替が好調なのか不調なのかが明確でない時があります。RSIは表面上では判断していけない裏の部分を計算式を用いて求めていきます。具体的な計算公式は(一定期間内における上げ幅の合計)÷(一定期間内における上げ幅の合計+一定期間内における下げ幅の合計)×100になります。今回は日数を7日にして計算の仕方を一例に挙げてみます。

 

1ドル100円の状態から1日経過する毎に103円(+3)、102円(−1)、106円(+4)、105円(−1)、108円(+3)、105円(−3)、102円(−3)という変化をしたと仮定します。括弧内は前日との差額を表しています。上げ幅の合計は3+4+3=10円で下げ幅の合計は1+1+3+3=8です。公式に当てはめると10÷(10+8)×100=55.55・・・で約56となります。7日間で2円しか変化がないものの上げ幅率は50を超えているので概ね悪くありません。調べる期間内で最初と最後の価格を比べたのみでは判断出来ない箇所をRSIを通すと見えてくるのです。売買のタイミングを図る基準値は70〜80と20〜25になります。

 

前者の数字を上回って反転した時が上限となるので売りの頃合いです。後者の数字を下回って反転すると下限に達したのが判明して買いの時節を表します。つまり最大利益を狙ってピークになるまで待つのであれば80以上、最安値を狙って買い叩きを進めるのであれば20以下が基準になるのです。RSIは為替の値動きが上下に行ったり来たり横這いを続けている場合に効果を発揮します。既に高騰または暴落をしていると参考にならないので活用機会を精査して選ばないと宝の持ち腐れになります。扱う前に事前に値動きグラフを確認して使い時を間違えないようにしましょう。上手くいけば未来を予測する事が叶うかもしれません。

 

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